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【積立投資】単一銘柄vs.分散投資

オンライン証券会社One Tap Buy の広告が目に入りました。

コツコツ一万円から米国株の個別銘柄に積み立て投資できるという点で新しい取り組みです。
とはいえ、他の証券会社に容易に真似されそうなビジネスモデルですが、特許などとっているのでしょうか?
私がメインに使っているSBI証券さんか楽天証券さんにはぜひ真似していただいて、個人投資家の裾野を広げる一翼を担ってほしいと思っています。
閑話休題。

その、ワンタップバイの広告で気になる点がありました。
まずは下の広告の主題をご覧ください。

10年前からアマゾン株に投資していたら、積立額が120万円に対し、評価額は757万円になっているというものです。
このこと自体は事実ですが、我々に可能なのでしょうか。このワンタップバイを使って。

疑問1 アマゾンは今後10年間で同じような成長をすることができるのか
疑問2 10年前のアマゾンのような新興企業にコツコツ投資(を開始)することができるのか

まず、疑問1ですが、アマゾンはすでに時価総額が40兆円を超えるような超のつく大企業です。
今後、株価が10倍にも20倍にもなることは相当厳しいと考えざるを得ないのではないでしょうか。

だからこそ、10年前のアマゾンのような企業に投資すればいいのだ。という反論がきそうですね。
そこへの疑問が疑問2です。
では、ワンタップバイでそのような企業に投資することができるのでしょうか。
これも、かなり厳しいと思います。
何せ、ワンタップバイに容易されている米国株の銘柄は超有名企業の30社のみ。
その中に新興企業は見当たりません。

ワンタップバイは10年前のアマゾンのような新興企業を見つけることができるのか?
おそらくできないでしょう。
数多くのアクティブファンドがパッシブファンドに負けていることが物語っているように、優良銘柄を選定することは容易ではありません。
かといって、ナスダックの銘柄を色々投資できるようにするでしょうか?
少数の優良企業に絞るという同社の特徴と相反することになりますし、多くの投資が行われず、管理コストだけが嵩む結果になる可能性もあります。


そんなわけで、ワンタップバイでどのようなことが期待できるのか?
冷静に考えてみると、同サイトにあるもう一つのチャートが参考になると思いました。
それは米国株30銘柄全部に投資した場合と、日経225に投資した場合の結果です。

それぞれ、投資総額180万円が250万円と247万円となっています。
つまり、パッシブ(インデックス)投資ですね。

ワンタップバイで購入できる銘柄とは異なりますが、アメリカの有名な株価指数のNYダウ平均は奇しくも30銘柄で構成されています。また、日経225はその名の通り225銘柄で構成されています。

これらは、インデックス投資をすることであり、広告にあるような個別銘柄への投資を行い、アマゾンのような尖った投資結果を得ることは不可能ということになります。



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